先日、日本人も御用達のアジア食材店、アメイジングオリエンタルで購入した台湾のヌガークッキーを食べていたところ、歯の詰め物が取れました。
学生部から聞いた大学の近くの歯医者は電話をしても、出ない。もしくは、折り返しかけるからと言っても返信なし。そこで、予約が一杯だと断られた歯科から、お薦めの歯医者を聞き出し、そちらに電話したところ、今日空いてるわよ、と言われたので午後に早速予約を入れて行ってきました。
Dental365
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365日24時間やっており、緊急治療も行う歯科だそうで、場所はエラスムス大学メディカルセンター, Erasmus MC内にあります。
Spoedeisende hulp(緊急救命センター)の入り口から入ります。
明るい待合室でまず問診票を記入していきます。
2ページあります。
飲酒の習慣や心疾患の有無の他、AIDSなどの病気に関する質問もありました。また、オランダならではなのか、ドラッグを最近使用しましたか、という質問もありました。(もちろん、Noです。)
診察台は日本のものととても似ていて、非常に近代的。ただ、うがい用のカップなどはありませんでした。
レントゲンも診察台の上で撮りました。
麻酔は日本のように優しくそっと刺す感じではありません。結構、手早くささっと大胆に刺していきます。
神経治療をした歯だったのですが、とっても綺麗に処理してあるわね、と褒められ、別に自分でやった訳でもないのに、日本の歯科が褒められたのは良い気分でした。
詰め物が固まると、日本と違って歯に溝を付けずに、磨き上げて終わりました。20分程で終了しました。
日本の歯医者さんってどんな感じなの?と歯科医をはじめスタッフのみなさん、興味津々の様子でした。日本では一回の治療に何回も通う、と教えたところ非常に驚かれました。オランダでは一日で終わらせるのが普通だよ、と言っていました。また日本は治療費が安いんですよ、と教えたところ、それは凄く便利だねと感心していました。
会計はデビッドカードかクレジットカードで一括です。167€でした。通常の虫歯などの治療は留学保険適用外らしいですが、幸い緊急治療ということで保険で補填されることになりました。
日本のように、治療が終わってから名前を呼ばれるのを待って会計するのではなく、治療が終了した足で受付で会計をし、そのまま帰宅するという流れでした。受付のスタッフさんに、あなたなんで椅子に座ってるの?と不思議な顔で聞かれ、日本では名前を呼ばれてから会計するから、そのつもりでいた、と言ったら、ここでも、へぇそうなの、と驚かれました。
スタッフの方々も非常に感じが良く、緊急治療に対応してくれるため、ロッテルダムで歯のトラブルが起きた場合には非常にお勧めの歯科だと思います。
緊急の場合はBSNナンバーがなくても診てくれるそうなので、オランダに来てすぐの方や、旅行者の方にもとても便利だと思いました。
曇りの合間に少し青空が広がったので、帰りはマース川沿いをしばらく散策しました。