オランダ留学記

トラブルが寄ってくる体質。2022年8月から2023年7月までオランダの大学に交換留学にきています。純ジャパ。

2月のロッテルダムだより

大変ご無沙汰しております。もう弥生ですね。

 

さて、2月のロッテルダムをまとめましたので、もしよろしかったらお付き合いください。

 

まず1月末には、ロッテルダム市が開催する、ロッテルダム・チャイニーズ・ニューイヤー・フェスティバルがありました。

 

この時期市内に中華風の装飾を施こされ、ショッピングセンターや博物館で中国文化に親しむイベントが開催されていました。

 

嫌中の人が決して少なくはないヨーロッパで、自国の伝統文化ではない旧正月を市全体で盛り上げるオープンな姿勢は、非常にロッテルダムらしいなと思いました。

中華街は一日歩行者天国。チャイナタウン入り口付近には、いつもは市電が走る線路上に新年快楽の大看板。

爆竹を先頭にライオンダンスが通りを練り歩く。踊り手は、中華系の人たちの他、カンフー教室に通うアングロサクソン系の人たちもかなり多いようです。

ちなみに、上の看板にコーヒーショップとありますが、これは大麻の小売店です。

 

オランダでは、コーヒーショップは大麻売店、コーヒーを買ったり飲んだりする店はカフェ、と区別しています。上のように街に溶け込むように大麻が販売され、甘だるい特有の匂いが市内を歩いているとどこかしらから流れてきます。

 

天気も少しずつ良くなってきました。

 

気分まで塞ぐような雪の日も

雪が来る コントラバスに 君はなれ(坪内稔典

目が沁みるような晴れの日も

学内の木の蕾もすこしずつ膨らんでいた

肩が冷たい雨の日も

自分に甘い日も、

 

俺ってだめだなーと落ち込む日も、

 

地球は休まず回って、

 

確実に春が近づいているようです

 

桜が咲いた

4月にチャリティマラソンがあるので、ジョギングを再開しました。

ジョギングコース。マース川を渡ってくる風はかすかに海の匂いがします。

日の長さもだいぶ長くなってきました

ヴァレンタインのデコレーションも春らしい

近くの公園もいつの間にか眩しいほど緑に。

暖かくなったので猫も散歩を開始したようです

おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。(落ち込んでねーよって猫に言われそう)

 

さて、自炊はどうしているのか、とよく聞かれるのでここからは自炊編です。

正直留学するまで、まともに料理をしたことがなかったのですが、必要に迫られるって人間の上達の最大のインセンティブですね。最近、留学にきて一番上達したのが、英語でもなんでもなく、料理なのでは、という事実に気付き震えてます。親に話したら、それ一生のスキルだからよかったじゃん、と言われましたが。

これはキャベツと鶏肉を煮込んだもの

これは切っただけの市場3点盛り。

これにパンで済ますことも多い

スモークサーモンと生ハムとバジルソースで創作寿司

路頭に迷ったら、これ売ってオランダで暮そっかなってくらい、これはヒットだった

チキンスープもよく作る品(煮込むだけだから)

カリカリに焼いたチキンでチャイニーズレストラン風一品料理。

決め手は李錦記

豚肉が激安の日だったので、角煮味噌味。

キベリングというオランダのフライドフィッシュを激安入手したのでフライパンで表面を焼き直した。

キベリングは片手で納まるオランダ名物美味しい物の1つ。

こうやって並べてみると、上達したといったものの、切る、焼く、煮る以外はしていないことが判明。

 

こっちは2月の外食編。といってもストリートフードですが。

 

今までオランダで食べた中で一番美味しかったサンドイッチ

赤い中国風チャーシューがたくさん。チャイニーズニューイヤーの屋台で購入。

ハーグに行ったら必ず寄る、ダンゲルマンのミートボールサンド

トマトの酸味もとても合う

前回行ったダンゲルマンの記事

 

okuno.hatenadiary.com

 

ロンドン編の続きも今書いている最中なので、もう少ししたらアップしたいと思います。また、ご訪問いただけたら嬉しく思います。