ご無沙汰しておりました。
3回ほどに分けて2024年に行った上海旅行をご紹介したいと思います。旅行したのは2024年の3月中旬と2年前ですが、つい最近上海に行った友人が、
紹介してくれたところのご飯、どこも全部美味しかった!
と喜んでくれていたので、生き馬の目を抜くように競争が熾烈で、あっという間に飲食店がつぶれる上海においても、お店情報はまだ有効だと思います。
近くて遠いお隣、中国。その中国を代表する大都会、上海の食、風景、人々の様子など、結構興味深かったので、その片鱗でもお伝えできればな、と思います。
さて、出発は愛知の中部国際空港(セントレア)からです。セントレアに来るのは初めてです。

飛行機代が激安すぎて、羽田中部間のJALを含めても、東京から上海へ直接飛ぶときの半額くらいでした。
セントレアのスカイデッキからの眺めと風が気持ちいい。

全体的にこじんまりした居心地のいい空港で、雰囲気は羽田の第3ターミナルのような空間づくりです。
飲食店街もテーマパーク風

名古屋めしは4Fで!というバナーに素直に誘導され、4Fへ向かいます。

どれも美味しそうでしたが、名古屋といったら、やっぱりひつまぶしでしょ、ということでセントレア飯はひつまぶしに決めました。

甘辛いタレと出汁茶漬けの両方を満喫し、このまま心置きなく東京に帰れるくらいの満足度でした。

お吸い物の中に、ちび蟹が入っていました

上海行きの春秋航空は第2ターミナル発でした。待合所では、リュックから湯沸かし器を取り出し、お湯を沸かし、カップラーメンを食べる中国人マーマーたちの大陸的自由度に驚きながら出発を待ちました。

機内は広々快適とは言えませんが、格安チケットだし、安全に運行してくれればなんの文句もありません。3時間ほどで上海の空の玄関、上海浦東(プードン)国際空港に到着しました。

Wi-Fi接続は楽天の国際ローミングを使いました。なので巷に言うインターネット規制、グレートウォールの影響を受けずにグーグルなどにも普通に接続できました。とは言え、一般中国人の使えないGoogleマップに、ローカル情報や公共交通機関情報が載っているわけがありません。なので、中国旅行の必需品、百度地図のアプリを事前に日本でダウンロードしていきました。
ちなみに、こちらは中国語で言えるのは、自分の名前以外は、ニーハオ、シェシェ、ハオツー、タイグエラ(高すぎる)のみという圧倒的中国語弱者です。もちろん、金魚のおびれのように母音が泳ぐ四声は繰れません。
百度(バイドゥ)は中国語表示のみなので、ちょっと使い勝手は悪いですが、漢字文化圏としてその共通点をフル活用し、不足分は学期末テストで培ったヤマ勘で補い、なんとか使いこなしていきます。
そして何気にいけます。下の説明は、我的位置からホテルまでは1時間17分で、公共交通機関で9駅。まずは124メートル1分歩け。導航はナビだろうから、緑のボタンを押すとナビ開始だなと推察できます。

磁力で浮く線路(磁浮线)はリニアモーターカーか。なるほどね、と感心しながら移動します。
リニアモーターカー車内の様子。新幹線と同様、速度が表示されていました。

ロンヤンロード駅で上海地下鉄に乗り換えました。香港や台北を彷彿とさせる、綺麗で近代的なプラットフォームです。
車内の風景も雰囲気も、東京とあまり変わりません。都会だなという印象です。

人民広場駅で降りてホテルに向かいました。
滞在ホテルは、bokking.comで取った
Shanghai Fish Inn People Square
個人経営の小さなホテルですが、どこに行くにも便利な立地が素晴らしく、部屋も清潔で快適、トイレはなんとウォッシュレット付き、という当たり🎯のホテルでした。さらに、流暢とはいかないですが英語が通じるので助かりました。これは中国では結構貴重で、このホテルが小さいながらも外国の方からの評価が高い理由だと思います。
大都会のポケットのようなノスタルジックな路地の雰囲気もよかったです。

ホテルに荷物を置き、すぐ夕食に向かいます。
上海初日飯を飾るのは、安くて美味しいと大人気の小籠包チェーン、ジャージャータンバオの黄河路店。ホテルから徒歩で7分ほどでした。
ここは注文してから小籠包を作って出来立てを提供してくれるお店で、現場で包み、現場で蒸し、だから美味しい(ハオチー)と看板にも書いてあります(当社による推察訳)。

日中は行列のできるお店なので、20時ですが店内は満席です。5分ほど待ちました。
メニューはこちら。一番安い基本の小籠包は五百円からとお値段も魅力的なお店です。

ちなみに中国旅行では、決済アプリとしてアリペイを入れておくと旅行の便利さが爆上がりします。電子決済の進んだ中国において、もちろん現金を利用するのは不可能ではないですが(現金拒否は法律違反だそうです)、手間取るし、お店もめんどくさそうにするし、こっちも数字も言葉も聞き取れないし、となると非常に不便です。アリペイは日本のクレジットカードも紐づけられ、一度登録すると全てのお店、交通機関でシームレスな買い物、移動が可能です。なんか自分でもアフィリエイトみたいな褒め方だなと思うけれど(もちろん違います)、決済アプリは中国旅行にないと詰むレベルだと思います。
アプリからQRコードを読み込んで注文、購入するのがもはやデフォになっています。

アプリには英語への翻訳機能もあり、さらにメニューが写真付きで見られるので、そういった意味でも便利です。

小籠包のメニューには「二人で食べるのがおすすめ」とありますが、周りを見回すと女性でも結構一人で一籠食べているので、迷わず注文。

まず運ばれてきたのは、人気メニュー、鴨血と錦糸卵のスープ。
鴨の血と聞くととちょっと引く方もいるかもしれませんが、生臭みは全くなく、つるっもちっとしたお豆腐のような食感です。スープは鶏だしのやさしい味。こんなに美味しくて、8元(当時で160円)、素晴らしすぎる。

続いて、海老の小籠包が来ました。

透明ですっきりした豚と魚介の出汁が体にしみわたるスープ。餡には大きなエビがゴロゴロ入っていて、肉と海老のうまみを両方楽しめます。

余裕で一人で食べ切れました。しかもこれで合計40元(当時800円)。これはハオチーが過ぎます。
今まで食べた小籠包の中で、鼎泰豊台北本店がダントツ一番美味しいと思っていましたが、それに並びます。そして、価格面では圧倒的に安価です。上海に行ったら、ぜひ試してもらいたいベスト3に入るお店でした。
お店で近くに座った女子2人組に、もしかして日本人?と話しかけられました。上海近郊のなにがし市から、なんちゃらというアイドルグループのコンサートに参加するために、遊びに来ているという二人。シャンシャンみたいな名前の推しの写真も見せてくれながら、一生懸命英語で話しかけてくれるのが、とても好印象でした。
数年前北京に行ったとき、ちょっと尋ねたいことがあって英語で街の人に話しかけると、結構露骨に避けられた経験があったので、反応が意外でした。国際都市上海は、政権のお膝元の北京とは、外国人に対する感覚が違うんだろうなと思いました。
お店を出た後、目抜通りを少し一緒に散歩することになりました。

街のいろいろなところに食べ物の露天があるのですが、基本買わなくても味見できるらしく、一口ちょうだい、と彼女たちが頼んでくれて、色々つまみ食いしつつ歩きました。そういう試食ができることも自分一人だと知らないままだったろうなと思います。最も、知ったとしても中国語ができないので頼めませんが。色々説明してくれるし、現地の方と歩くとやっぱり楽しいなと思いました。


30分くらいぶらぶらして、22時頃に二人と別れました。
推しのコンサートが楽しみで仕方がない様子は日本人と何も変わらなくて新鮮だったし、もてなしてくれようといろいろ試食を方々集めてきて、どう?と味の感想を興味津々に聞いてくる様子など、なんか初日から良い一期一会だったなと思いました。
2日目朝は10時頃からゆっくり始動。

上海のセントラルパーク、人民公園を抜けていきます。

美術館も複数あって、上野公園みたいな雰囲気もあります。


おや、なんか集まりがあるようです。

なんだろうと混じってみたものの、いまいち何かわからず。びっしり書かれたビラがいっぱいです。反体制集会かなんかにしても平和すぎるし、そんなことしたら当局怖すぎるし。不思議すぎるのでググりました。みなさま、何かわかりますか?若い方はほぼいません。

答えは、週末開かれる、上海名物、親による代理お見合いだそうです。
ビラには、ありとあらゆる我が子の情報が書かれています。名前、戸籍(都市戸籍がステイタス)、生年月日、身長、学歴、職業、収入、持ち家、車、貯蓄額などなど、プライベートとは一体?という疑問は存在しないものと思われます。また相手への希望も同様に書かれており、戸籍、年齢、学歴、身長、年収などの条件が並びます。

親同士がビラチェックを行い、マッチすると子供に案件が降りてくるそうです。親が勝手に婚活アプリを使い、マッチした人だけを子どもに転送してくる、みたいな感じがわかりやすいでしょうか。
とにかく、婚活市場は活況のようです。肝心の子供たちは、恥ずかしいからと拒絶する人、黙認派、効率的だと肯定派などさまざまのようです。もちろんいろいろな社会事情や個人的な背景があるので安易な感想は言えませんが、日本人の自分には不思議な空間でした。

ちなみに14時頃通りかかったら、人がさらに増えていました。
さて、公園を抜けて南京東路まで行くと、大丸がありました。2024年春節だったので、入り口には愛嬌のある龍が鎮座。

一般的な高級百貨店という感じですが、昇り龍のエスカレーターが中国らしい。

そして、大丸を抜けてやってきた、上海2食目のターゲットはこちら。裕興記。
蟹の身と蟹味噌を贅沢に使った濃厚な蟹麺が看板メニューの大人気店です。

もちろん注文は、蟹黄麺。麺に約3000円は高いですが、上海蟹を食べられると思うと安いです。

しばらくするとスープや湯気が立ち上がる麺などが次々運ばれてきます。

蟹の身とカニの卵がたっぷりの餡にテンションが上がる

ジェスチャーで混ぜようか?と聞いてきたので、もちろんお願いしました。

丁寧に2分くらいかけて混ぜていました。
ちょっと食べかけで失礼しますが、蟹の卵がこれでもかと入っており、蟹のうまみが濃厚で美味しい。蟹味噌が好きな方には特におすすめです。

大満足した後は、外灘(ワイタン)まで足を伸ばしました。

基本こういう露天はどこも試食ができます。
道すがら味のある落書き発見

外灘は1世紀ほど前に建てられた重厚で豪奢な西洋建築群で有名です。



対岸には高層ビル群がそびえ、新旧の上海が一望できる場所でもあります。

映えスポットなので芸術写真が至る所で撮られています。奥さんのポーズをミリ単位で修正する旦那さん。
あいにくのお天気ですが、中国全土から来る観光客の方でいっぱいでした

外灘は夜景が綺麗なので、一度ホテルに帰って出直すことにします。
ちょっと長くなったので、一旦ここで切ります。
最後は帰り道に出会った猫たちシリーズ。



そしてお気に入りなので何度も写してますが、宿泊したホテルのある通り。のんびりした路地に、石庫門スタイルと呼ばれる中洋折衷の伝統的な建物が並び、奥から生活音も聞こえ、古き良き上海の名残が感じられる素敵な地区でした。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
















































































































































































































画像はアマゾンジャパンよりお借りしました



























































































































































































































































































