10月31日から冬時間になり、日本との時差は8時間になりました。日曜日の午前3時に切り替わり、午前2時と時計が1時間戻るのを確認しました。0時でないのは、日付をまたぐと飛行機の時刻など生活に支障が出るためで、そのため、ほとんどの人が睡眠中で生活に差し障りのない時間帯である深夜3時に変更するのだそうです。外からは、パーティをやっている人たちの、Extra One hour!! という賑やかで楽しそうな 声も聞こえてきていました。様々な人がいるので、カテゴライズ化すると語弊がありますが、ヨーロッパ系の人たちは基本的に本当にパーティが好きです。
議論で話を遮られても、自分に流れを戻せるようになった。遮られても、"please let me finish." と目を見ていうと大抵の人は"Go head."ってなります。また途中で別の人が話を被せてくるけど。人の話を最後まで聞くっていう発想は、今のところヨーロッパ人にはないと思われます。でも、授業中、人の話を遮って喋りまくってるドイツ人学生二人組は、オランダ人をはじめとするいろいろな人から、あの人たち、自分達だけ喋りすぎ、と嫌われていたところを見ると、一人勝ちというか、唯我独尊みたいな態度は、主張して批判してこそ一人前みたいなオランダ人にも嫌われるというのが面白いなと思いました。『幸せな小国 オランダの知恵ー災害にも負けないイノベーション社会』(紺野登、2012)のなかで、オランダ人の特性の一つに、日本の「出る杭は打たれる」と同様に、”伸びる草は刈り取られる”ということわざがオランダにはあり、だから、オランダ人は”十分クレージーにふつうに行動す”るという一説があり、この件で妙に納得しました。
その後は、グランプラスまで戻るので、サンミッシェル大聖堂 Cathédrale des Saints Michel et Gudule にも足を伸ばしました。聖ミカエルと聖女ギュデュルはどちらもブリュッセルの守護天使だそうです。日本では聖ミカエルの名だけでこの大聖堂を呼びますが、こちらのwikiによると、ブリュッセルの人は、この聖堂を聖女ギュデュル大聖堂と呼ぶことの方が多いそうです。