オランダ留学記

トラブルが寄ってくる体質。2022年8月から2023年7月までオランダの大学に交換留学にきています。純ジャパ。

秋学期終了

テスト期間中の大学構内。皆疲れ、ゾンビ化傾向にあります。


17日土曜の20時30分に、最後の教科であるInternational Economics のテストが終わり、秋学期が終了しました。木曜のテストも土曜のテストも相当難しかったけど、まあそこそこ解けたのではと思います。日本みたいなテスト一発勝負のタイプの授業なので絶対落とせないというプレッシャーはあるものの、内容自体はそれぞれとても面白い授業でした。

それにしてもつかれた。

いや、本当に疲れた。最後の4日くらいは、平均睡眠時間3時間で勉強していました。

 

母親に、

”疲れた。ストレスやばいんだけど”

と電話で話したら、

”テスト期間ってそもそもそんなものじゃない?テスト週間にストレスを感じないなんて、そっちの方がやばいから、大丈夫大丈夫。”

さらりと言われ、まあ、確かにそれもそうだなと妙に納得しました。

 

18時30分の集合までもうちょっと勉強してから会場に向かおうと思っていたら、はっと気づいたのが、テスト開始15分前で慌てて寮を出ました。そのときコートを着るのを忘れてしまい、マイナス5度の寒空にスウェット一枚で飛び出し、取りに戻る時間もなかったのでそのまま会場に直行。試験会場は暖房が効いていたのでいいですが、行き帰りの5分で芯まで凍えました。

 

震えてたどり着いた自室は、エントロピー増大の法則に従った見事なほどの汚部屋と化していたので、アドレナリンが放出されているうちに、掃除することにしました。誰がこんなに汚したんだ?(お前だ。)部屋のあちこちから服を発掘して洗濯袋に押し込み、食べ残しや床に散らばるお菓子の殻や計算用紙やメモ用紙をゴミ箱に押し込んで捨てに行き、床にモップをかけたら、なんとか健康で文化的な最低限度の生活ができるほどに部屋が整いました。

 

さすがに夕食を作る気力は残ってなかったので、ちょうどその日親から送られてきたケアパッケージの中に入っていたカップラーメンで夕食。

日清めっちゃうまい。

身に沁みる旨さ。緑茶とかおかきとか虎屋の羊羹なども入っていて、こういうちゃんと美味しい日本食もとても嬉しい。その他、そばや鏡餅、お汁粉などの新年用の食料品も。ありがとうございました。感謝していただきます。

 

翌日、日曜は、洗濯を2回して、運動不足解消に4キロぐらい歩いてきました。前夜マイナス7度まで冷え込んでいたので、キンキンです(日中でもマイナス4度です)。

遊歩道、凍結してます。日本大使館からも路面凍結による事故への注意喚起メールが来ていました。

一面霜また霜。

数日前マイナス2度くらいのときは、まだ凍り切っていなかった池。

見事に凍結


今日から二週間、エラスムスもクリスマス休暇に入ります。ヨーロッパに住む学生は、親が迎えに来て、入り口で感動の抱擁の嵐が繰り広げられています。友人もBye! と家に帰って行きました。人が減って寮は静かです。実家が金持ちの東南アジアの友人は”さくっと帰ってくる”そうで、日本に帰りたいけど帰れない私は、それじゃあということでクリスマス前のロンドンに数日間出かけたいと思ってます。

ブルージュ最終編も数日中にブログにあげたいと思っていますので、またどうぞよろしくお付き合いください。