2日目はグレートポートランドストリート駅からスタートしました。
観光にはロンドンパスを利用しました。ロンドン出発前にネットで20%引きの約90ポンド(14000円くらい)で購入しました。正直高いのですが、ロンドンは観光地の見学料がバカ高いので(例えば、ロンドン塔は5000円、ウェストミンスター寺院4000円など)、四箇所くらい回れば元は取れるようです。
ロンドンブリッヂステーションで下車。
吸い込まれていきそうな不思議な感覚がする駅構内。(ただ出口にむかっているだけですが)
向かったのは、落ちた崩れたと世界中で歌われて、はた迷惑なロンドンブリッジではなく、こちらです。
テムズ川にかかる、美しい二つのタワーを持つ跳ね橋。130年ほど前に、橋不足を解消し、かつ河川交通は妨げない、というプロジェクトX的インフラ事業の結果として建設。
右岸すぐは血生臭い逸話いっぱいのロンドン塔。奥は世界金融の中心地、シティ。
タワーブリッジは、いまやビッグベンと並ぶロンドンを代表するアイコン的存在ですが、建設時はロンドン塔と調和し、悪目立ちしないようデザインされたそうです。
次に向かったのは、バラ・マーケット。日本語で見て、バラって花か?と思って英語名を確かめたら、Borough Marketでした。boroughは、市(city)という意味なので、city marketか、なるほどなるほど、と自称ロッテルダムの市場の達人として視察してきました。
さすが大都会ロンドン、圧倒的品揃え。そして洗練度も非常に高し。そして、洗練度と価格は正の相関あり。まあ、あくまで地元の人が安くて新鮮な食料品を仕入れるところというオランダのマルクトとは利用層の幅が違うということなんだろうな。ここは、地元の人も、観光客も、B級グルメ好きも、グルメな層もすべて包含してる。
美味しそうなサンドイッチやドーナッツと淹れたてのコーヒーでも買ってサクッと食べたい気もしたけど、この後フィッシュアンドチップスを食べに行く予定なので理性を働かせる。世界中から集まった食品の間をくぐり抜けながら、ロンドンのおいしい名物やスイーツを食べ歩きできるって素晴らしい!食のワンダーランドですね。
そして、バラ・マーケットからテムズ川を再度渡って向かったのは、セント・ポール大聖堂。
立派なファサード。見学希望者は左のテント(荷物検査)の列に並びます。
見学者は、アジア系だとキリスト教徒率が高い韓国人が多めでした。


亡くなった曽祖母が言ってたなー。長所即短所。短所即長所。そのままでいい。
きっとそういうこと。
かなり歩いて本気でお腹が空いたので、フィッシュアンドチップスを食べに向かいました。
2001年に改修し、現在は商業施設として利用
フォートナム&メイソンの出店?が出てる。イギリス人、12月下旬の寒空の下でもティーを飲む。
金融街に突如現れた異空間は、美しいアーケードとして有名なレドンホール・マーケット。
華やかにしてシック。洗練とノスタルジーの共有点を求めなさいの解はレドンホールだった。
そして、レドンホール・マーケットと言えば、ハリーポッターで有名なこちら。
え、こんなんハリポに出てきたっけ?って感じですが、これを黒く塗って、加工というマグルの持つ最強マジックを施す🪄と、あー、たしかに。となります。
シティを通り過ぎて、ロンドン塔の裏まで戻ってきました。この壁はロンドン・ウォール。
やっとフィッシュ・アンド・チップスの店に辿り着きました。来たのは有名店の一つ、
ポピーズ・フィッシュ・アンド・チップス
ちょっと食べ足りなかったので、店はしご。
ロンドン名物ソルトビーフ・ベーグルといえばここ、というお店
ベーグル・ベイク (Beigel Bake)
365日24時間営業。
安い、早い、美味しい。人気が出ない理由がない。
どうしてか、ソルトビーフベーグルの写真がありません。おかしいな、店の前で撮ったはずなんだけどな。なのでInsiderの動画を貼っておきます。見たらまた食べたくなりました。
お店は深夜だとちょっと治安が心配そうなエリアもあるので、女性だと日中行くのが良さそうです。
一度ホテル(寮)に戻って少し休み、この駅から夜の部開始。
パディントン駅からチャイナタウンまで結構な距離ですが街ブラ。
夕飯は安くて美味しいけど、接客が世界最悪なことで有名なこちらに怖いものみたさに決めました。
ワン・ケイ (Wong Kei)
さあこい。
入ってすぐ、
「ハウメニッッ!(何人?!)」
「一人でs」と最後まで言い切る前に、
「ゼアッッ!!(そこ!!)」
いいんじゃないの、中国らしくて。
相席は、1年ほど前香港からイギリスに移住したという男性。勿論聞けないけど、重い決断だったんだろうなと内心思う。
米メニューがどっちかというといいよ、などおすすめメニューを聞きながら、注文。
同席の香港人、苦笑いしながら、Time is moneyの店だからさ、と言っていました。
二人で、日本のこと、香港のこと、ロンドンのことなど話をしているうちに料理到着。
ダンッ、と料理をテーブルに置いていった。
アジア系だけでなく、アングロサクソン系の人たちも店内にはたくさんいました。安くて結構美味しいもんな、と納得。接客は決して良くないけど、サンキュッ!とそっけない早口だけど言うし、そんな言われているほどではないよな、と思いました。(少し接客が改善したらしいです。)むしろ合理的で気に入りました。中華系の人たちは、差別と直面しながら、逞しく生きていて、傍若無人に見える行動もあるけれど、世界を切り開いていくバイタリティ見習わないとなと思います。
この日は疲れたので、ワン・ケイから直帰しました。
すっかり長くなってしまいましたが、これでロンドン二日目終了になります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。